美術理論・美術史

美術理論・美術史基礎/美術理論・美術史I(美術理論・美術史A)/美術理論・美術史II(美術理論・美術史B)/美術理論・美術史III(美術理論・美術史C)/美術理論・美術史演習(美術理論・美術史D)

平成28年度前期担当教員:金惠信(沖縄県立芸術大学准教授)

※平成28年度前期は沖縄県立芸術大学の金惠信(キム ヘシン)先生に非常勤講師をお願いしています。

美術理論・美術史Ⅰ


授業概要

  • 近現代期韓国の美術を歴史の中の眼差しを映すイメージとして検証する。近現代期韓国の20世紀は、1910年からの植民地期、韓国戦争、南北分断、軍事独裁、民主化運動、情報化と文化の国家政策などが続く時代だった。授業ではこういった時代状況を踏まえ、美術を中心とする視覚イメージをとおして、韓国の近現代を表層文化の側面から考える。

学習目標

  • アジアの隣国である韓国近現代の美術および視覚表象のイメージを、歴史と社会背景の視座で視ることで、共同体と地域の心像と心境を探る文化研究の可能性を理解できるようになる。

授業計画

  1. はじめに: 韓国の歴史と美術
  2. 韓国前近代美術展示:国立中央博物館と韓国の近現代史
  3. 東アジアにおける「近代」と「美術」
  4. 東アジアの官設展覧会ー東京・京城(ソウル)・台北・長春 
  5. 朝鮮美術展覧会① ローカルカラーの表象
  6. 朝鮮美術展覧会② 妓生の表象
  7. 異文化支配に視覚表象と歴史の記憶ー朝鮮総督府庁舎
  8. 東アジアのおける「戦後」と美術
  9. 都市復興と西欧化:ポストコロニアルの表現
  10. 社会と歴史をみつめる①:民衆美術
  11. 社会と歴史を思索する②:光州ビエンナーレの美術
  12. 社会と歴史を描く:イ・ブルのサイボーグと都市
  13. 移住の表層としての美術表現① 在ドイツアーティスト、ソン・ヒョンスクの「家と村」
  14. 移住の表層としての美術表現② 在米アーティスト、スゥードーホの「家」
  15. まとめ

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