美術理論・美術史

美術理論・美術史基礎/美術理論・美術史I/美術理論・美術史II/美術理論・美術史III/美術理論・美術史演習

担当教員:尾形希和子(沖縄県立芸術大学教授)、土屋誠一(沖縄県立芸術大学准教授)

西洋美術全般をいくつかのテーマに沿って考察します。

従来美術史の中で扱うことの少ない、都市や庭園、装飾なども視野に入れながら、広い意味での視覚イメージを扱い、日本や東洋の文化との比較によって西洋美術の特色を理解することを目標とします。

  • 平成27年度前期は沖縄県立芸術大学教授の尾形希和子先生に、後期は沖縄県立芸術大学准教授の土屋誠一先生に非常勤講師をお願いしています。

平成27年度前期授業内容(尾形希和子)

第1回:イントロダクション

第1日:(アートの概念について/美術史学の歴史/芸術と風土)

第2回:人体

第3回:都市

第4回:庭園

第5回:装飾/ウィリアム・モリス

第6回:静物画

第7回:模倣・錯覚(デューラーと蠅/パースペクティヴについて)

第8回:風景画

第9回:西洋美術と異文化

第10回:肖像画

第11回:ロマネスクの怪物/怪物的民族と地図

第12回:セイレーンの音楽

第13回:西洋中世の土の表象

第14回:オケアノスの逆襲

第15回:美術とエコロジー

「ウィトルウィウス的人体図」

レオナルド・ダ・ヴィンチ

1485‐1490


学生の感想より

  • とても分かり易くて面白い授業です。ジャンルごとにその歴史が紹介され、混乱せず流れが掴めます。他のジャンルと繋げることで美術全体の流れも理解でき、西洋と東洋の比較も分かり易く、毎回興味を持って参加しています。
  • テーマ毎に豆知識なども交えてお話ししてくれるので知識が繋がりやすく、美術史があまり得意でない私でも、楽しんで参加できる授業です。

レオナルドの作図法、パリA手稿41r

エブストルフの地図 13C

エピダウルス出土、コリント式柱頭B.C.300

フォーロ・ロマーノの風景

ピラネージ1762

ウッフィーツィ素描・版画室蔵

「プラトリーノ」ジェスト・ウテンス16C末

「慈愛(部分)」ジョット 1305年頃

パドヴァ スクロヴェーニ礼拝堂

スタテュ・コロンヌ 12C中期

シャルトル大聖堂

西側正面中央入口左側壁